溜まった思い穴に吐く。
朝の体重55.8キロ。
世界は
どうしようもないことで
みちみちてる。
テロ 暗殺
小さな子供を殺す
核 戦争
地震 津波
猫がツバメの赤ちゃんを
捕まえて来た。
まだ目も開いていない。
水だけでもと 試みたけど
クチバシも開かない。
けれど必死に動いている。
巣の場所でも
見つけられたら
助けられたかも
しれないけれど
見つけられなかった。
せめて蟻のいなくて
親鳥が見つけてくれそうな
自転車置き場の屋根の上に
箱の中にタオルをしいて
入れておいたけど。
分かってはいた結果
だけど死んでいた。
いちいち本気で
心配したり
悲しんで
いたら生活できない。
だけど たまに
逃げられなくなる。
悲しくてたまらない。
テレビのニュースも
ツバメの赤ちゃんも。
脳は あえて
見すぎないように
感じすぎないように
考えすぎないように
仕事してくれてる。
けれど
心臓が号泣している。
せめて できることを
がんばろう。